飲食店のホームページは外注と自作どちらが正解?現場目線で本音で解説
飲食店ホームページを、自分のお店に導入しようと決めた時、
多くのオーナーが、ほぼ同じことで悩みます。
- 制作会社に依頼しようか?でも、超高額な見積もりが出るのではないか
- 自分で作れる気もするが、コードを勉強しないとプロ品質は無理ではないか
- そもそも、素人が作っても様になるものなのか
- 制作会社との打ち合わせに、かなりの時間を取られるのではないか
- Wixなどの無料サービスや、フリーのテーマで十分なのではないか
この悩みは、かなりリアルです。
そして、正直に言います。
どれも、間違った悩みではありません。
なぜなら、
飲食店のホームページは、
「見た目」ではなく、経営に直結するツールだからです。
私は、
飲食店を実際に経営しながら、
同時に制作会社として、数多くの飲食店サイトにも関わってきました。
その立場から、
机上の空論ではなく、
**現場で見てきた“本音の結論”**をお伝えします。
自作のメリット・デメリット(リアル)
まずは「自作」からです。
自作のメリット
金額について
制作コストは、最安値です。
これ以上安くする方法は、正直ありません。
現在は、
- 無料テーマ
- 有料テーマ
- テンプレートサービス
など、ある程度デザインやコードが整ったものが、
無料・有料問わず、かなり揃っています。
「とにかく初期費用をかけたくない」
という場合、自作は非常に魅力的な選択肢です。
自作のデメリット
時間について
1からフルスクラッチ(完全自作)は、
まず現実的ではありません。
最低限でも、
- サーバーの知識
- ドメインの理解・取得
- サーバーとの紐付け
- SSL設定
など、専門用語のオンパレードになります。
技術面について
コード面では、最低でも、
- HTML
- CSS
- JavaScript
この3つの言語を、
ある程度自由に扱えなければ、
プロ品質はほぼ不可能です。
正直に言うと、
PC操作もあまりしてこなかった人は、まず無理
というのが現実です。
集客導線が弱くなりがち
ここが一番の落とし穴です。
テーマやテンプレートを使えば、
「見た目」は初心者でも、そこそこ作れます。
しかし、
- 電話・予約ボタンの位置
- メニュー導線
- 不安を潰す情報設計
- 滞在時間を伸ばす構成
こういった集客導線設計は、
初心者だと、ほぼ確実に弱くなります。
外注のメリット・デメリット(リアル)
次に、制作会社へ外注する場合です。
外注のメリット
- 当然、プロ品質で納品
- 丸投げOK
- 技術的なことを何も考えなくていい
基本的に、
「時間をかけずに、それなり以上のものが欲しい」
なら、外注は楽です。
ただし、
業者によって当たり外れが非常に大きいのも事実です。
現実的には、
飲食店オーナー同士のつながりで、
紹介してもらうのが、一番安全です。
外注のデメリット
初期費用が超高い
ここが最大の問題です。
飲食店は、
純利益率10%以下の商売です。
そんな中で、
- 制作費:50万〜100万
- 場合によってはそれ以上
を、ポンと払えるオーナーは、正直かなり稀です。
多くの場合、
- 借入
- 補助金
などを使うことになります。
しかし、
そのサイトが、本当に集客に繋がるかは別問題
ここが、一番のリスクです。
運用は別料金
さらに、
- 保守費用
- 更新費用
として、
月額20,000円前後は、覚悟した方がいいです。
作って終わり、ではありません。
ランニングコストも、じわじわ効いてきます。
よくある失敗パターン
現場で、何度も見てきた失敗です。
月額3,000円のサブスク系
「月額3,000円でホームページ作成します」
こういったサービス。
正直に言います。
まず、集客できません。
ありきたりなテンプレートで量産し、
飲食店オーナーを依存させ、
月額課金で業者側の売上を安定させるモデルです。
店舗側にとっては、
“資産になるホームページ”にはなりません。
知人に頼んで微妙な仕上がり
ちょっとウェブ知識がある知人に頼む。
金額は安く済みますが、
仕上がりは、だいたい中途半端。
「安く上げたい」なら、
実は、もっと良い選択肢があります。
自作して途中で放置
一番多いパターンです。
- わからなくなる
- 忙しくなる
- 後回しになる
結果、
- 未完成
- サーバー代だけ払い続ける
- ドメイン代だけ無駄
これが、一番もったいない失敗です。
結論:制作会社が向いている飲食店・自作が向いている飲食店
結論は、かなりシンプルです。
判断基準は「メニュー数」
メニュー数が比較的少ない店舗 → 自作
- 小規模店
- メニューがシンプル
- 写真点数が少ない
こういった店舗は、
自作でも、十分に対応可能です。
メニュー数が多い店舗 → 外注
- メニュー数が多い
- コース・単品・ドリンクが豊富
- 写真・説明が大量
この場合、
情報設計そのものが難易度高です。
自作だと、
ほぼ確実に破綻します。
もし自作するなら、最高の作り方
もし、
「できるだけコストを抑えたい」
「でも、ちゃんとしたものを作りたい」
そう考えるなら、
私の結論はこれです。
WordPress × 飲食店専用テーマで自作
これが、
- 金額
- 時間
- 技術面
すべてにおいて、最適解です。
ゼロから作る必要はありません。
最初から、飲食店向けに設計されたテーマを使う。
これにより、
- 集客導線
- メニュー構造
- 予約・電話導線
を、最短距離で整えることができます。
詳しくは、こちらの記事で、
かなり具体的に解説しています。
▶ 飲食店のホームページは自分で作れる|制作会社に頼まないという選択肢
https://narukami-wptheme.com/2026/01/27/restaurant-homepage-selfmade/
まとめ:高い外注か、弱い自作か、の二択にしない
多くの飲食店オーナーは、
- 高額な外注
- クオリティが不安な自作
この二択で悩みます。
しかし、現場を見てきた立場から言うと、
本当の最適解は、その間にあります。
- 外注ほど高くない
- 自作より成果に近い
このポジションを取れるかどうかで、
ホームページは、
「ただの名刺」になるか、
「24時間働く営業マン」になるか、
大きく分かれます。
ホームページは、
作ること自体がゴールではありません。
集客と売上に、どう繋がるか。
その視点で、
外注か、自作か、を判断することが、
一番後悔しない選び方です。