なぜ私たちは、飲食店専用WordPressテーマ「鳴雷 −NARUKAMI−」を作ったのか
飲食店のホームページは、年々きれいになっています。
写真は美しく、デザインは洗練され、スマホにも最適化されている。
それなのに、
「ホームページを作っても、集客はほとんど変わらない」
そんな声を、私たちは何度も聞いてきました。
実はこの違和感を、いちばん強く感じていたのは
飲食店のホームページを「作る側」にいた私たち自身でした。
飲食店のホームページを「作る側」にいた違和感
私たちは長く、飲食店のサイト制作に関わってきました。
デザインも構成も、その時点での「正解」を出していたと思います。
それでも、完成後に返ってくる言葉は決まってこうでした。
「きれいですね」
「おしゃれですね」
しかし、
「予約が増えました」
「来店につながりました」
という声は、思ったほど多くなかったのです。
デザインは良くなっているのに、集客は変わらない現実
WordPressテーマも、制作技術も、年々進化しています。
高機能で、高品質で、誰が使ってもそれなりのサイトが作れる。
それなのに、
飲食店の集客は、なぜか楽になっていない。
このズレに、私たちは強い違和感を覚えました。
実はクライアントは美しいデザインも、動画のような高度なアニメーションも必要としていないのではないか?
こういう考えに思考が傾いている自分がいる事に強く不安を覚えた記憶があります。
クライアントを本当に満足させられているのか?
飲食店集客
飲食店ホームページ制作
そういったキーワードの記事は、世の中に溢れています。
ですが多くの場合、
・デザインの話
・SEOの話
・機能の話
に終始していました。
飲食店目線での記事は皆無であり、制作サイドの記事ばかりが目立ち
私の求めている答えはそこにありませんでした。
飲食店のホームページは、作品ではないという一つの答え
はっきり言います。
今の飲食店サイトは、昔より圧倒的にきれいです。
テーマも高機能で、表示速度も速い。
それでも成果が出ない。
問題は、デザインの良し悪しではありませんでした。
「ホームページ=作品」になってしまった瞬間にクライアントとのズレが生じたのです。
私が思うに、いつの間にか、
飲食店のホームページは「作品」になっていました。
制作者は
「どれだけ美しく作れるか」をゴールにし、
オーナーは
「集客したい」という期待を持っている。
このゴールのズレが、構造的な問題を生んでいました。
美しさが、手段ではなく目的になってしまった瞬間です。
私たち自身が「失敗する側」だった
実店舗で鳴雷を使う前の話
実は私たち自身も、
最初は「よくある飲食店サイト」を作っていました。
デザインには満足していました。
でも、集客には直結しなかった。
「まあ、こんなものだろう」
そうやって、自分たちをごまかしていました。
そして決定打を打たれます。
それはクライアントからの相談でした
「せっかくかっこよく作ってもらったのですが、デザインがうちの店に合わないのか、
全く予約が入らないのです。
ですから違うデザインを提案してくれたデザイナーさんのところに今後はお願いしようと思います。」
アクセス解析を見て愕然としました。
しかし、数字は正直でした。
・見られていないメニュー
・押されない予約電話ボタン
・想定していた導線と、まったく違う動き
机上の空論ではダメだった。
このとき、はじめて本気で向き合いました。
飲食店のホームページは「行動」を設計しなければ意味がない
飲食店サイトのユーザー行動は特殊
飲食店のホームページは、ほぼスマホで見られます。
しかも、
・流し見
・短時間
・即判断
この前提を無視した設計は、機能しません。
必要だったのは、デザインではなく導線設計
私たちが見直したのは、見た目ではありません。
・予約導線はどこにあるべきか
・メニューはどの順で見せるべきか
・告知はいつ、どこで、どのくらいの時間見せるべきか
・スクロールの流れは自然か
すべてを「行動」から逆算しました。
そしてまずは弊社が経営する店舗で徹底的に集客できるテーマを作成し
今後、飲食店案件のクライアントとのズレが生じないようにしよう。
と考えました。
鳴雷は「テーマを売ろう」と思って生まれたものではない
最初は、クライアントとの要望のズレを解消したかった。
正直に言うと、
最初から売るつもりはありませんでした。
ただ、自分たちの店ので本物のデータを集め検証する。
飲食店はほぼ同じ導線で集客は可能だと仮説は立てていた為
失敗して、直して、また試す。
それを3年間繰り返しました。
改善を積み重ねた結果、形になったもの
改善を繰り返していくと、確実に集客数は上がり
それをパターンとして切り出す。
そして見えてくるものがあります。
・トップページに必要な11のテンプレートセクション。
・予約電話ボタンとGoogleマップ連帯の配置と設計
・告知ホバーウィンドウを、リピータが90%タップしてくれる、見せ方と再表示時間の設定
などなど様々な資産が生まれました。
結果として、
「これは飲食店専用WordPressテーマとして成立するのでは?」
という形が見えてきます。
3年間の検証で見えた「集客の勝ちパターン」
予約ボタンの配置とフォントサイズの関係性
35px ~ 50pxの間のフォントサイズを5px変更で全てテストし
クリックが最大化するサイズとbottmからの位置を算出
スマホアクセス時、全てのページに表示しメニューをみている途中からでも予約電話が可能な導線を確保します。
全メニューが見えるページと詳細ページを分けリンクを結ぶ
メニューは2種類用意、
店のメニューブックのような役割の商品画像と価格と商品名が一覧になっているページ。
各商品の原材料やアレルギー情報、細かな価格設定を表示する詳細ページ
この2つを用意することで来店前のお客様が、食べたいと思う料理を決めることができ
来店前の不安を消すことができます
トップページには美しさと、行動摩擦が起こらない導線を配備
トップページに美しさは必須です。デザインされてないウェブサイトは見られもしません。
ヒーローにはダイナミックなスライダーや動画を用意し、ローディングアニメーションで期待感を出す演出などを豊富に搭載しています。そして行動摩擦が起こらないようにトップページから最深部のページまで最高2クリック以内でユーザーが到達できる仕様にしています。
まだまだ多くの勝ちパターンを見つけ搭載していますが・・・
結果として、
・予約・電話ボタンのクリック率が約30%改善
・滞在時間ではなく「行動」での改善
が明確に見えるようになりました。
鳴雷は「誰にでも合うテーマ」ではありません
鳴雷が向いている人
・集客を重視したい飲食店オーナー
・デザインと集客を両立したいデザイナー/制作者
鳴雷が向いていない人
・とにかく安く作りたい
・デザインだけを重視したい
・運用する気がない
正直に書きます。
合わない人には、合いません。
だから私たちは「鳴雷」を作った
テーマを売りたかったわけではない
集客できないサイトを減らしたかった。
制作者が「これでいいのか」と悩み続けなくていい世界を作りたかった。
それだけです。
鳴雷は「答え」であり「完成」ではない
鳴雷は、完成品ではありません。
弊社経営の飲食店と一緒に、そしてこれから使ってくれるクライアント様と共に
これからも改善し続けます。
まとめ
デザインは手段。
集客は目的。
行動から逆算した設計こそが、すべて。
そして、
その答えとして生まれたのが
飲食店専用WordPressテーマ「鳴雷 −NARUKAMI−」です。
あなたのビジネスに鳴雷が一助になればこれほど嬉しいことはありません。